3月, 2012年
ほかの脱毛症
髪の悩みというと中年以降の男性に多いものと思われていますが、最近は20代といった若い世代でも髪に悩む人が増えています。
そして、その悩みは男性ばかりではなく女性にも広がっており、今や髪の悩みは男女共通の悩みとなっています。
脱毛にもいろいろな種類があり、いわゆる男性型脱毛症AGAといわれるものに、原因不明で突然髪の一部が抜けてしまう円形脱毛症などもあります。
それから、抗がん剤などの副作用で髪が抜けてしまうこともあり、そのほかにもフケが原因で起こる脱毛などもあるようです。
女性の場合はストレスやホルモンバランスの乱れによるもの、合わないヘアケア剤の利用などもあげられるのではと思っています。
脱毛の原因にはいろいろありますが、回復させるためには、それぞれにあった治療法を選ぶ必要があると思っています。
最近は薄毛治療も積極的に行われる時代となっていますが、その代表的な存在がAGA治療だと思います。
AGAは男性型脱毛症のことですが、遺伝的要素や男性ホルモンの影響で髪が薄くなってしまうようです。
一般的に多い脱毛症だと思いますが、そのまま放置しておくとどんどん進行してしまうので、早めの対策が必要だと思います。
私の父も若い頃から育毛剤などを利用していましたが、今のようにAGA治療がある時代ではなかったので、進行をおさえることができませんでした。
ある程度の年齢になると気にしなくて良いのではと思っていましたが、本人はとても気にしていたらしく、年配になって、やっとカツラを使用するようになり、そのことでとても明るくなりましたし、若々しくなりました。
髪があるとないでは、見た目の問題だけではなく、精神的にもかなり大きな影響を与えてしまうのだなとわかりました。
私の知り合いで20代ですでにほとんど髪がない男性もいましたが、やはり女性に積極的になれないようです。
それに年齢よりかなり老けて見られてしまうので、顔は若々しいのに損をしているなと感じました。
髪に悩みがある人は進行しない間に早めに手を打っておくことが大切だと思います。
AGA治療では薬品が利用されますので、副作用についてもしっかり理解して、納得のうえで治療をはじめたいものです。
AGA治療を行っているクリニックはたくさんありますが、良い効果を得るためにはできるだけ発毛実績の高いクリニックを選ぶようにしたいものです。
個人差はあると思いますが、治療で多くの人が良い結果を得ているようです。
禁煙のすすめ
髪の悩みを持つ人は多いと思いますが、たしかに髪の多い人は年配の方でも年齢より若く見えることが多いですし、逆に若い人でも髪が薄いと見た目でかなり老けてみられてしまうことも少なくないと思います。
特に若い世代の人は、いろいろな髪型やおしゃれも楽しみたいと思いますし、異性の目も気になると思います。
最近は薄毛対策のシャンプーや育毛剤もいろいろな種類が販売されていますし、そして、AGAや自毛植毛などの薄毛対策の治療も積極的に行われています。
こういった治療を行ったり、髪や地肌の手入れに気を使うことはとても大切なことですし、根気良く続けていくことで良い効果も期待できると思います。
そして生活習慣を見直していくことも大切だと思います。
ストレスをためないように工夫したり、栄養の偏りも良くないと思いますので、食事のバランスにも気を使いたいものです。
それからタバコを吸われている方も多いと思いますが、喫煙は頭皮の血行を悪くして髪にも悪い影響を与えるというので、できれば禁煙したほうが良いと思います。
私の父もタバコが好きでしたが、それが原因とばかりはいえませんが、やはり若い頃から髪が薄かったです。
頭皮の血行不良も抜け毛の原因になるといわれていますし、そして健康を維持するためにも禁煙は早めに行ったほうが良いと思います。
脱毛は年々進行していくものですので、抜け毛が増えたなと気付いたときに早めに治療を行うことが大切だと思います。
一度抜けてしまった髪を元に戻すのは難しいと思うので、症状が軽いうちに手をうっておけば将来、髪のことで悩まずに済むかもしれません。
最近はAGAの治療を行うクリニックも増え、治療に通われている人も増えているようです。
でも、治療を始めたからといって、すぐに効果が現れるものではないと思いますし効果が出るにも個人差があると思います。
焦らず気長に治療を続けていくとともに、髪や頭皮の手入れや生活習慣の見直しなども同時に続けていきたいものです。
それから、AGAの治療では薬を処方されますが、人によっては副作用が出る場合もあると思います。薬の利用に不安がある人はカウンセリングの際にしっかり薬の副作用のことなども聞いておきたいですし、症状が出たら、すぐに医師に相談するようにしたいものです。
自分に合った治療を行えれば、良い効果が期待できると思いますし、さらに治療の技術が進化して、より多くの人が髪の悩みから解放されるようになると良いと思っています。
バランスのとれた食事
体の中から発毛を促進し、薄毛対策すすめていくためには、バランスの取れた食事をすることが大変重要であります。
食生活の乱れが薄毛悪化の原因となっていることは少なくありません。
肌荒れや生活習慣病を予防するためには食事のバランスが重要であるといわれていますが、髪や頭皮にとっても食事の栄養バランスは重要な要素であるのです。
また、薄毛治療と平行して食生活を改善していくことで、薄毛対策はより効果の高いものとなります。
薄毛治療を始める前に、普段の食生活を見直してみることも必要です。
薄毛対策のための食事では、髪に必要な栄養素を積極的に摂取していく必要があります。
そこで、髪の生成と薄毛治療に必要な成分をあげてみたいと思います。
まず、髪の主成分であるたんぱく質のケラチンです。
ケラチンは髪以外にも、爪や皮膚を形成する成分です。
髪のほとんどはこのケラチンでできています。
ケラチンを効率的に作り上げていくためには、たんぱく質を積極的に摂取することが大切なこととなります。
体内では生成することのできない必須アミノ酸も体内のたんぱく質生成では必要となるため、なるべく多くの食品からアミノ酸を摂取するように心がけます。
肉や魚、乳製品、たまごをはじめ、豆類や米など、さまざまな食品を摂取し、アミノ酸バランスを整えることも忘れてはいけません。
そして、たんぱく質の生成を促し、細胞分裂を活性化させるビタミンやミネラルも薄毛対策の食事では重要な栄養素です。
ビタミンやミネラルは、糖質や脂質、たんぱく質の代謝を整える存在であり、髪の生成にとっても必須といえる成分なのです。
髪の生成を助けるビタミンとしては、ビタミンAやビタミンC、ビタミンB群などがあげられます。
たんぱく質を合成する際に必要なミネラルとして代表的なのが亜鉛であります。
これらのビタミンやミネラルを積極的に摂取することで、たんぱく質の生成を促進させることができます。
この他にも、抗酸化作用のある成分や代謝促進作用のある成分を摂取し、頭皮の血流をスムーズにさせてあげることも、薄毛治療にとって有効なこととなります。
逆に髪にとって悪影響を与えてしまう食事は、塩分や脂質が多すぎる食事です。
これらは健康にとっても悪影響を及ぼすことはいうまでもありません。
逆にいうと、健康的な食事は髪にとっても良い食事であるといえるのです。
食事の栄養バランスは薄毛治療だけでなく、全身の健康維持や美容の対策にとっても大変重要なことです。
また、食事内容と共に、食事の時間や生活リズム全体も、薄毛治療をすすめるにあたって見直しておきたい点であります。