6月, 2012年

季節と抜け毛

2012-06-03

抜け毛はどの季節に多いのかと、抜け落ちた毛の本数を観察したら、春から夏、特に9月に急上昇したと報告も有ります。原因はハッキリしませんし、季節に関係あるとも言い切れないようですが、真夏の暑さにやられて、毛根が疲れたのかも知れません。
逆に巷では、秋になると抜け毛が増えると言う人もいますす。木枯らしが吹いて落ち葉が舞い落ちるようになると、なんとなく心細くなって、そんなイメージを抱きやすいのかも知れません。

でも薄毛はいつの間にか忍び寄ります。薄毛対策として大切なのは、シャンプーの方法だとよく言われます。シャンプー前に髪を軽くブラッシングして、汚れを落とし、髪を整える。お湯で丁寧にすすぎ、汚れを落とす。次にシャンプーを手のひらでよく泡立て、指の腹の部分で頭皮をマッサージするように洗う。頭皮に爪を立ててごしごしこすらない。頭皮や髪にシャンプーが残らないよう、丁寧にすすぐ。リンスやトリートメントで毛先をケアして、しっかり洗い流す。タオルでたたくように髪の水分をじゅうぶんにとったらドライヤーで乾かす。女性なら当然なシャンプー手順ですが、面倒くさがりな男性は、いきなり爪を絶ててごしごし洗たったり、短髪をいいことに、自然乾燥に任せている人が多いです、そういう人に限って薄毛対策が急を要するような常態になっています。

かつらで隠すという対策から、自毛を復活させるという治療法が効果をあげています。毛根の残っている部所から小さく頭皮を切り取り薄毛の部分に移植するという方法も有ります。毛根さえ残っていれば手術に頼ることなくその毛根から、太く長い気が生えるように治療するなど、画期的な方法がいくつも有ります。薄毛で悩んでいる方にはすばらしい治療法がいくつもあります。
もちろん手術の前に対策として、禁煙、食事、シャンプー、ストレスのない生活とか要するに、清く正しい生活をすることが一番でしょうが、現代人はそうも言っておられません。男性に多く見られるAGAと呼ばれる症状は毛根が残っているのに、髪の毛が太く成長する前に抜けてしまう。したがって薄毛になる症状です、毛根が残っていれば、そこから生えた毛は、太く長く育つ可能性もあり治療で回復可能です。

ただ、春の草のように簡単に復活する物ではありませんから、根気良く治療を続けることが大切です。対策や治療を真剣に考えるなら、まず専門医をたずねることが対策の第一歩でしょう。

Copyright © 2012 KMshinjuku Clinic All Rights Reserved.