5月, 2012年
AGA自己チェック
人知れず薄毛や抜け毛に悩んだりされている方は多いと思います。ただ、男性の抜け毛の悩みを相談できるような店舗で治療を行うというのは、なかなか恥ずかしさや不安感から行きづらいという方も多いでしょう。でも、どうしても気になるという場合は男性型脱毛症(AGA)かどうか、まずは自分でチェックしてみましょう。
以下のチェック項目は、いずれも男性型脱毛症(AGA)の特徴を示しています。薄毛対策は、まずは自分の頭髪の現状を知ることです。抜け毛や薄毛が気になる方も、まだまだ関係ないと思っている方も当てはまるものがあるか、男性型脱毛症(AGA)のセルフチェックをオススメします。
男性型脱毛症(AGA)セルフチェック
・抜け毛が気になりますか?
・どの部位が薄くなったと思いますか?
・家族に髪の薄い人はいますか?
・いつごろから抜け始めましたか?
・どの部位から抜け始めましたか?
・髪の毛にハリがありますか?
・現在の頭髪の状態はどうですか?
・体毛の量はどうですか?
・バランスの良い食事ができていますか?
上記のようなものが男性型脱毛症(AGA)のセルフチェックとなります。
シャンプーの際や自然に抜け落ちた髪の毛の状態をチェックしてみても良いかもしれません。抜けた髪の毛根の先端が萎縮していたり、全体的に細く弱々しい毛は注意しなければなりません。
また、ストレスを溜めないこともAGAの予防になります。睡眠不足や食生活の偏りは髪にも悪影響を与えます。ストレスは上手にコントロールしましょう。ただ、上記のチェックで当てはまる項目があったとしても、セルフチェックは男性型脱毛症を断定するものではありません。あくまでも男性型脱毛症の特徴の観点からのセルフチェックとなります。最終的な男性型脱毛症の判断は、医師に委ねる必要があります。
硬毛と軟毛
髪が柔らかくて、スタイリングが決まらないとは女性に多い悩みです。逆に硬くてハリネズミのように毛が逆立ってしまうとは男性に多い髪質なのです。この違いは女性ホルモンと、男性ホルモンの差なのでしょう。自分の髪質がどちらだか分からないと言う人の判断方法は、髪を一本抜いて、手にもって横向きにしてください。下に曲がりましたか、それとも真っ直ぐで垂れたりしませんか?
その毛を引っ張ったて切れずに伸びたら軟毛、一定以上の力がかかった時、切れたら剛毛だそうです。あなたはどちらでしたか。
髪の毛は毛包と呼ばれる部分でつくられ、その深いところに毛球があり、毛球は毛母細胞と毛乳頭からできています。毛母細胞や毛乳頭は毛が作られる大切な部分と聞きます。ここが壊れるともう毛が生えてこなくなるとも聞きます。毛髪の成長速度は、1日約0.35ミリで、1ヵ月では約1センチ伸びます。1ヵ月経つとヘアスタイルが決まらなくなり、美容院でカットしてもらうサイクルがここで決まります。
髪の毛には、大きく分けて硬毛と軟毛の2種類があります。大体手触りや見た目で判断していますが、軟毛は直径が30ミクロンよりも小さく、メラニン色素も少ないので、周りの髪の毛より薄い色をしています。赤ちゃんの髪はやわらかくて軟毛です。これが成長にしたがって、しっかりして、太く艶やかでコシのある硬毛へと変化していきます。
髪の毛は約10万本あるといわれており、健康な人でも毎日自然に抜け落ちます。秋になぜか抜け毛が目立つようなので、病気の心配をする人もおられますが、自然現象なので治療を考える必要はありません。1日50本から100本ぐらいの抜け毛は、誰でもあります。髪のヘアサイクルは、成長期、退行期、休止期のいずれかの状態にあり、このうち成長期が一番長く通常2年から6年間、続きますがAGAの人は成長期が短く、髪の毛が十分に成長しないうちに抜け落ちて薄毛や脱毛になります。こうなってくると薄毛の対策が欲しいところです。この薄毛は遺伝子や男性ホルモンの影響による物ですから治療等の薄毛対策が必要です。
対策方法はいくつか有りますが、投薬や塗り薬などの治療が負担が少なくてよろしいようです。ただ、この対策は毛根移植のような外科手術に比べて効果がゆっくり現れてきます。自力による、自然な薄毛の治療対策と言えます。根気のいる治療法ですから途中で投げ出さないということが肝心です。目に見えて薄毛対策の効果が上がらないと、面倒になってしまう方も、勝手に中止してしまう方もいらっしゃいますが、医師や薬剤師の指示にしたがって、規則正しく薬を呑んだり塗布することがもっとも大切な治療法です。
AGA治療で大切なこと
脱毛症にはさまざまなものがあります。
AGAと呼ばれるものは、男性型脱毛症と呼ばれる、男性特有の薄毛、脱毛症状です。前頭部や頭頂部などの場所に起こる、抜け毛や薄毛で、円形脱毛症や他の原因の脱毛症とは異なります。思春期以降、主に成人男子ですが、額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。おじいさんも薄毛だったからとか、父親もそうだったから遺伝だと、何の対策も取らず、最初から諦めている人がいますが、そんなことはありません。確かに遺伝や男性ホルモンの影響が深く関係しているようですが、対策方法はちゃんと有るのです。
AGAの薄毛の人は全国で1260万人、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれ半数の人がケアを試みたということです。
これは進行性ですので、治療の対策もせずに放っておけば、症状は進行してしまいます。やはり早めの治療、対策が大切と言えるでしょう。
この症状の特徴は、その脱毛の進行パターンにあります。
額から後退していくタイプ、頭頂部から薄毛になるタイプ、などの進行パターンがありますが、耳の後から首にかけての下の方は、男性ホルモンの影響を受けにくい毛髪で、ここだけ残っている人は多いです。脱毛部にはDHT(ジヒドロテストステロン)と言う物質がが高濃度にみられ、これがヘアサイクル短くする原因物質です。成長期が短くなり、髪の毛が十分に育ちきらないうちに抜けてしまい、したがって脱毛、薄毛になってしまいます。
AGAの治療で大切なことは、始めたら諦めない、途中でやめないということです。
自分の毛根の根性を信じて適切な対策を施せば、治療効果は必ずはっきりとした結果を伴って表れます。治療をはじめても、すぐに効果がでないので、諦めて途中でやめてしまう人がいますが、最初に投資した時間、治療費がもったいと思います。時間はかかりますが効果はでますので、指示された薬剤を指示された回数どうり、必ず服用する。
また塗布するなどきちんと治療に励むことが大切です。
目に見えた効果が上がらないとつい挫折したり、飲み忘れたから、今度は二倍飲んでつじつまを合わせたりと、乱暴なことをしていると副作用が出ることもあります。胃に不快感があったり、頭皮が痒くなったり等の副作用が出たら、速やかに医師に相談たりし、服用を使用を中止したりの、対策をとる必要があります。いずれにしてもAGAは根気がいることです。