注意事項Q&A
プロペシアの服用するにあたって主な副作用はどのようなものがありますか?
副作用として約1%の方の性欲減退が見受けられますが、服用を中断する必要があるほどひどいものではありません。またほんのわずかですが数%の方が吐き気や食欲不振といった消化器系統への症状もありますが、飲み初めに起こることが多く、続けて服用をして行くと症状は現れなくなって行きます。ただ、数万人に1人の割合で肝機能障害を起こしてしまう方、その他にアレルギー症状を起こす方がいらっしゃいますが、極々稀なことです。全体的に見てプロペシアは非常に副作用の少ない安全な薬剤です。
ハゲは遺伝するのでしょうか。両親共にハゲていますが遺伝子は関係ありますか?
薄毛の原因が遺伝のみという事はありません。食生活、生活環境の乱れ、ストレスなどの因子が複合的に影響を及ぼしている原因があります。家系的に薄毛の人が多くても、要因となっている習慣を取り除き、対策を行っておけば、薄毛や抜け毛の発症や進行を抑え予防することは可能だと思われます。
今薄毛でプロペシアを服用しています。前立腺がんの検査を受けるのですが、医師には伝えた方がよいですか?
必ずお伝えください。前立腺がんの検査の際に調べられる腫瘍マーカーのPSA値はプロペシアにより半減されているため、プロペシア服用者のPSA値は検査の際は倍で考えなくてはなりません。伝えなければ最悪の場合前立腺がんを見落としてしまう可能性があります。必ずプロペシアを服用していることをお伝えください。
プロペシア服用中に献血をしても大丈夫ですか?
申し訳ありませんが、献血はご遠慮ください。もし妊娠中の女性に輸血を通じてプロペシアが入ってしまった場合は胎児へ影響が出てしまうことがあります。もし、どうしても献血をなさりたい場合はプロペシアの服用を1ヶ月間中断しなくてはなりません。
スポーツをしているのですが、ドーピング検査にプロペシアは引っかかりますか?
プロペシアはドーピングの隠ぺい対策の効果があり、以前はドーピングの検査対象でしたが、今現在ではドーピング検査の対象から外れています。ですので、プロペシアを服用していても問題はありません。
プロペシアは風邪薬や胃薬、血圧の薬と併用することはできますか?
プロペシアは、今のところ、併用不可の薬はありません。海外においてプロペシアは前立腺肥大の治療薬として20年ほどの治療実績があるためデータがそろっています。つまり併用に関するデータも十分にとられています。ご安心ください。
子どもが欲しいと考えていますが、プロペシアは胎児に何か影響はありますか?
男性側における薬は胎児への影響を個考えなくても良い場合がほとんどです。ですので、プロペシアの胎児への影響は考えなくても良いでしょう。